ハプスブルク展に行ってきました (マルガリータ王女は三枚目) [おでかけ]
六本木の国立新美術館で始まったばかりの「THE ハプスブルク」展に行ってきました。
ウィーン美術史美術館・ウィーン家具博物館(初めて知りました)・ブダベスト国立西洋美術館から運ばれてきた
120点もの大量展示です。
一番のお目当ては“マルガリータ王女”。以前、仙台と上野に来た時に別の2枚を見ていますので、今回が3枚目です。
日本にいながらにして世界の大事な美術品を見ることができる。素晴らしいですね。
この分だと生涯にあと何点かのマルガリータ王女に会えるかも知れません。日本ってなかなかのもんですね。
他にも素晴らしいものがずらり、です。その中でも“オーストリア皇妃エリザベート”“11歳の女帝マリア・テレジア”130年
270年を経たとは思えない生き生きとした鮮やか、を目の当たりにできました。
とても素晴らしかったです。出口が近づいては戻り、人が途切れてはまん前で独り占め、充分堪能させてもらいました。
お昼近くです。たまたまでしょうが、並ぶこともなく、すんなり入ることが出来ました。
もちろん中もゆっくりと流れています。望めば、まん前で充分堪能する余裕もありました。
数日前に始まったばかりだからですね。早めに来てよかった。
今までのものと同縮尺で並べました。今回の王女さまは右端です。暗い感じがしますが、実際もこういう感じでした。
ドレスに置いた手も青白く、磁器のようでした。全体も、もうちょっと青っぽかったかもしれません、色調節を忘れました。
ドレスの黒いレースは、ぼかした感じの描きこみで、以前の“黒々はっきり”は見られません。ネックレスなどの金細工にも
以前に感じた輝きと質感がありません。“華やか”を期待しましたが、以外でした。
顔料が色あせてしまったとも思えません、ベラスケスさんの心情でしょうか。
ちょっと拍子抜けの反対側にありました。「こんなに大きかったのか!」圧倒されました。
正確なサイズはわかりません、実物大に描かれているんでしょうが、抑え気味の色使いから
エリザベート皇妃の“気品”が、これ以上何も望めないほどの美しさで迫ってきました。
でも、ちょっと寂しげな表情と思うのは考えすぎでしょうか。
充分楽しんだ後の一休みにやったきた六本木ヒルズの森タワー展望台から。まさに、おのぼりさんですね。
真ん中に見えるのが、さっき行った国立新美術館。こんな形していたんですね。その右下の道路を歩いてきました。
引いてみると、その通り道がわかります。・・・わかりませんね。
遠くにかすんで見えるのが新宿、だと帰ってから見たパンフレットでわかりました。
ほぼ反対側には東京タワー、その第二展望台とほぼ同じ高さなんですね。
その開業当時の第二展望台、「なれない人が急に上がると気分が悪くなる」としばらく開放されなかったのを思い出します。
東京タワー、まだ登ったことがありません、あんなに小さくなってしまったんですね。一度行ってこようかな。
陽がだいぶ落ちました。やはりパンフレットでわかった真ん中が渋谷です。
セット入場券だから、と帰りしなによった森美術館、「アイ・ウェイウェイ展」開催中でした。
一抱えほどの“お茶”を固めたブロックを積み上げたもの。床にも“お茶”、その香りがただよう心地よい空間です。
廃材でしょうか、様々な木材を積み上げて切り出したもの。それだけですが、見ていて心地良いのはなぜでしょうか。
のぞき穴もありました。女の人がいるのが見えますね。
違いました。“月の箪笥”だったか、箪笥のような箱に、月の満ち欠けをイメージした穴を開けて並べたものです。
コーナー用の椅子。うっかり座りそうになりました。休憩用に開放すればよかったのに。
これなら作って作れないことはなさそうです。頭の隅にしまっておきました。
“Coca-Cola”と描かれた土器。コカコーラ、こんなに長い歴史があったんですね。
さあ帰ろう。言っているうちに、また引っかかります。すっかり暗くなっていました。
この高さからの東京の夜景、初めてです。東京タワーもすっかり埋もれてしまいました。
時代が変わったのを実感した浦島太郎です。
「綺麗だねー!」帰るはずが、さらに一休みが続きます。
水族館もありましたが時間が尽きてしまいました。次回に備えた予告編。
「来て良かったねー!」名残を惜しみながら大満足の帰り道でした。
ウィーン美術史美術館・ウィーン家具博物館(初めて知りました)・ブダベスト国立西洋美術館から運ばれてきた
120点もの大量展示です。
一番のお目当ては“マルガリータ王女”。以前、仙台と上野に来た時に別の2枚を見ていますので、今回が3枚目です。
日本にいながらにして世界の大事な美術品を見ることができる。素晴らしいですね。
この分だと生涯にあと何点かのマルガリータ王女に会えるかも知れません。日本ってなかなかのもんですね。
他にも素晴らしいものがずらり、です。その中でも“オーストリア皇妃エリザベート”“11歳の女帝マリア・テレジア”130年
270年を経たとは思えない生き生きとした鮮やか、を目の当たりにできました。
とても素晴らしかったです。出口が近づいては戻り、人が途切れてはまん前で独り占め、充分堪能させてもらいました。
お昼近くです。たまたまでしょうが、並ぶこともなく、すんなり入ることが出来ました。
もちろん中もゆっくりと流れています。望めば、まん前で充分堪能する余裕もありました。
数日前に始まったばかりだからですね。早めに来てよかった。
今までのものと同縮尺で並べました。今回の王女さまは右端です。暗い感じがしますが、実際もこういう感じでした。
ドレスに置いた手も青白く、磁器のようでした。全体も、もうちょっと青っぽかったかもしれません、色調節を忘れました。
ドレスの黒いレースは、ぼかした感じの描きこみで、以前の“黒々はっきり”は見られません。ネックレスなどの金細工にも
以前に感じた輝きと質感がありません。“華やか”を期待しましたが、以外でした。
顔料が色あせてしまったとも思えません、ベラスケスさんの心情でしょうか。
ちょっと拍子抜けの反対側にありました。「こんなに大きかったのか!」圧倒されました。
正確なサイズはわかりません、実物大に描かれているんでしょうが、抑え気味の色使いから
エリザベート皇妃の“気品”が、これ以上何も望めないほどの美しさで迫ってきました。
でも、ちょっと寂しげな表情と思うのは考えすぎでしょうか。
充分楽しんだ後の一休みにやったきた六本木ヒルズの森タワー展望台から。まさに、おのぼりさんですね。
真ん中に見えるのが、さっき行った国立新美術館。こんな形していたんですね。その右下の道路を歩いてきました。
引いてみると、その通り道がわかります。・・・わかりませんね。
遠くにかすんで見えるのが新宿、だと帰ってから見たパンフレットでわかりました。
ほぼ反対側には東京タワー、その第二展望台とほぼ同じ高さなんですね。
その開業当時の第二展望台、「なれない人が急に上がると気分が悪くなる」としばらく開放されなかったのを思い出します。
東京タワー、まだ登ったことがありません、あんなに小さくなってしまったんですね。一度行ってこようかな。
陽がだいぶ落ちました。やはりパンフレットでわかった真ん中が渋谷です。
セット入場券だから、と帰りしなによった森美術館、「アイ・ウェイウェイ展」開催中でした。
一抱えほどの“お茶”を固めたブロックを積み上げたもの。床にも“お茶”、その香りがただよう心地よい空間です。
廃材でしょうか、様々な木材を積み上げて切り出したもの。それだけですが、見ていて心地良いのはなぜでしょうか。
のぞき穴もありました。女の人がいるのが見えますね。
違いました。“月の箪笥”だったか、箪笥のような箱に、月の満ち欠けをイメージした穴を開けて並べたものです。
コーナー用の椅子。うっかり座りそうになりました。休憩用に開放すればよかったのに。
これなら作って作れないことはなさそうです。頭の隅にしまっておきました。
“Coca-Cola”と描かれた土器。コカコーラ、こんなに長い歴史があったんですね。
さあ帰ろう。言っているうちに、また引っかかります。すっかり暗くなっていました。
この高さからの東京の夜景、初めてです。東京タワーもすっかり埋もれてしまいました。
時代が変わったのを実感した浦島太郎です。
「綺麗だねー!」帰るはずが、さらに一休みが続きます。
水族館もありましたが時間が尽きてしまいました。次回に備えた予告編。
「来て良かったねー!」名残を惜しみながら大満足の帰り道でした。
おはようございます。
アートに染まる1日ですね。
そんな日はシャンパンでしょうか!!
by BPノスタルジックカーショー (2009-10-03 09:17)
マルガリータ王女は、「美の巨人」(TV)で
やったことがありますよね。
by こうちゃん (2009-10-03 18:01)
美しく描かないと、絵師は罰せられたでしょうね。
by SilverMac (2009-10-03 18:56)
こんばんは。
六本木で芸術の秋に相応しい一日をお過ごしになられたのですね。
ハプスブルク展は行くつもりで前売り券を買いました。
見ごたえがありそうですね。楽しみです♪
by kuwachan (2009-10-03 19:47)
BPノスタルジックカーショー さん
実は…
飲めません。
お恥ずかしい。
by emu310 (2009-10-03 21:45)
こうちゃん さん
そうだったんですか。
さすがの家内も見逃したようです。
「知らなかった、見てない」残念がっています。
by emu310 (2009-10-03 21:47)
SilverMac さん
そうだったでしょうね。
少なくとも、報償金はもらえなかったでしょう。
by emu310 (2009-10-03 21:49)
kuwachan さん
こんばんは。
はい、もともとは絵も芸術も興味がなかったのですが
ブログを始めて以来「ブログネタになるわよ」でついて行くようになり、
何回か見ているうちに、面白くなってきました。
見ごたえありましたよ、2時間ちょっと、楽しかったけど疲れました。
by emu310 (2009-10-03 21:54)
芸術の秋ですね〜
「アイ・ウェイウェイ展」は子供を連れて行っても楽しめそうですね。
夜景もキレイです。
by Takashi (2009-10-03 23:08)
いいですね~芸術鑑賞。
私も一時期絵画ポスターを扱う仕事をしていましたが、やはり実物に勝るものはありませんよね。オフセットやシルクスクリーンでは当たり前ですが、太刀打ち出来ません。
私の興味のあるテーマの展覧会があったら行ってみようかな・・・。
by 瓦葺鉄道 (2009-10-04 00:57)
いいですね~。芸術の秋ですね~。
それにしても、流石大都会!ハンパなく夜景が綺麗です!
ホントに東京タワーが333mあるように見えないですね。
by KEMU (2009-10-04 03:37)
Takashi さん
「アイ・ウェイウェイ展」、わけもわからず
抱き合わせの入場券だからと入ったのですが
え、こんなものが!とても楽しめました。
by emu310 (2009-10-04 06:36)
瓦葺鉄道 さん
よく、会場出口で複製画を売っていますが、手を出す気になりません。
特に輝きを感じるようね絵の再現は無理なようです。
でも、そのうちに完全再現できるかもしれませんね。
by emu310 (2009-10-04 06:40)
KEMU さん
芸術の秋!
そうだったんですよね。気づかないままでした。
夕方引き上げるつもりでしたが
展望台、一時入れない場所があり、再開まで美術館に、そこを出たら
夜になっていました。綺麗なので見とれたまま長居してしまい、
東急ハンズに寄り損ねました。
by emu310 (2009-10-04 06:46)
「アイ・ウェイウェイ展」も行かれたんですね~!
すっごくよかったですよね☆
by gyaro (2009-10-04 08:45)
エリザベート皇妃。圧倒されますね。たしかに寂しい感じもします。
気品があるということは、こういう方のことをいうのですね~。
by まさみん (2009-10-04 20:59)
gyaro さん
ほんとに、すっごく良かったです。
えっ!なんだ、これは…
思いがけないものを見せてもらいました。
by emu310 (2009-10-04 21:33)
まさみん さん
その素晴らしさを目に焼き付けておこうと
三回、いえ確か四回戻ったと思います。
その成果でしょうか、いまだに目に浮かびます。
by emu310 (2009-10-04 21:41)
見に行きたくなりました
by penny (2009-10-05 00:30)
penny さん
ぜひ、行かれるといいですよ。
もちろん、どちらもです。
by emu310 (2009-10-05 05:38)
ハプスブルグ家の主人になったらどんな気分だろうか。
なんでも手に入る。 でもやっぱり色々な仕事の重圧に押しつぶされてしまうかな? やっぱり今の自分が身の程ですね。
by kotobuki1946 (2009-10-05 06:12)
ハプスブルク展行きました!
ベラスケスのところには意外と人がいなくて、堪能できました!
漫画などで有名な人のところが混んでいましたね。
ベラスケスが好きなので、もう一度行く予定です。
by sonic (2009-10-05 17:56)
kotobuki1946 さん
そうですね、「身の程」と思って、それなりに幸せに生きられれば
それで良し、ですね。
最近、とくにそれを感じるようになりました。
by emu310 (2009-10-06 00:51)
sonic さん
そうですね、有名だからと特に集中することもなく、
自然に分散して、見やすかったです。
“漫画などで有名な人”って…
もう一度、ですか。いいですねー。
by emu310 (2009-10-06 00:55)
こういう場所に行くといいですよね~。
行きたくなりました!
嫁さんは興味ないし、子供は騒ぐし、、、1人で行くしかありませんね(苦笑)
by テスベロ (2009-10-06 09:55)
テスベロ さん
以前は興味がありませんでした。
ブログ始めてから「ブログネタになるわよ」で渋々ついていくように…
そのうち、だんだん興味が増してきました。
奥さんを無理やり連れて行ったら、そのうちに…
かも、しれませんよ。
by emu310 (2009-10-06 21:39)
ヒルズからの夜景!言葉にならないくらい綺麗ですね。
by 広島ピアノ (2009-10-16 14:52)
広島ピアノ さん
「アイ・ウェイウェイ展」を楽しんでいるうちに
薄暗くなり、ちらほら明かりがつく様子をみているうちに
夜になってしまいました。とても、綺麗でした。
by emu310 (2009-10-16 22:29)