ころり観音を詣でてきました (ロータリーとラッセルの雪かき車も) [おでかけ]
「飯豊連峰を見に行かない?」急に家内が言い出しました。「えー!」お昼近くでしたが、急きょ西会津に出かけました。
一時間半ほどで現地到着。様子のわからないまま地図で調べた「飯豊山登山口」その最寄の徳沢駅まで行きました。
でも、あまりにも近すぎて山に見えません。もう一度後戻りして見ることができたのが遠くに見えるこの飯豊連峰です。
このために…。がっかりした様子を見せてはいけません。せっかくの西会津、どこか見所を回って帰ることにします。
その帰り道、「千手観音」の案内看板が目に入り、案内に従って着いた金塔山 恵隆寺。ここがその「千手観音」です。
入り口を守る仁王様。真っ暗でしたが、さすがデジカメ、格子の間から差し入れたら中の様子をはっきり写してくれました。
右奥が「立木観音堂」。鎌倉時代(1190年~1199年)の建立とか。左手前は阿弥陀堂。
阿弥陀堂には阿弥陀如来象。亥年生まれの守護本尊とのこと、さっそくのお賽銭で「ごにょごにょ」とお参りします。
観音堂の右手には三重塔。
大日如来が未・申年生まれの守護本尊とか。子年とほかの生まれは観音堂内に安置とあります。
立木観音堂。側の案内板に「ころり観音」とあったので、お参りを追加してしまいました。
話には聞いたことがありましたが、いつの間にかそういう年になっていたんですね。
-「 ころり 」とは、突然死のことではなく、「 長患いせず皆に迷惑をかけない 」という意味だそうです。勘違いしてました。-
立木観音ご案内
大同三年弘法大師(徳一)一刀三礼の一木彫で、わが国最大二丈八尺 (8メートル50)
の本尊。立木観音と呼ぶのは、根株が仏像と続いている一木によるところからで、
一本の木の芯を止め、枝を払い、皮をはぎ、根のあるままに彫刻されたからである。
千手観音なので、子年生まれの人の一代守本尊であります。堂内に「だきつきの柱」があり
この柱にだきついて心願すると、ご利益あらたかなので、「だきつき観音」と呼ばれています。
更に老人の後生安楽の心願から「ころり観音」とも呼ばれています。
本尊 大正四年 国宝指定
もう一つの「ころり観音」鳥追観音(如法寺)です。さっき寄った立木観音(恵隆寺)、今回行かない会津三里町の中田観音(弘安寺)の三つで「会津ころり三観音」というそうです。
こうなったら中田観音にも行ってみなければいけません。でも、もう少し先延ばしにしておくことにします。
日暮れも間近、誰もいないひっそりとした。境内でした。
いわくありげな石碑を見ながら裏に回ります。
裏側の道路を挟んだ反対側に、こんなものが!
石碑には「懐旧」と刻まれていました。「昭和五十三年 衆議院議員 伊藤正義書」ともあります。
伊藤先生の尽力(というのでしょう)のたまものなんですね。
ロータリー式雪かき車 キ600620。積もった雪をこの羽でかき集めて吹き飛ばしていたんですね。
塗り重ねた塗料で保護されて、状態は良好といってもいいでしょう。ごて塗りはしょうがないですね。許容範囲。
ラッセル式雪かき車 キ100。
この2輌、確か先日引っ張り出したNゲージにまざってました。どこにしまったかな。嬉しさがこみ上げてきます。
じき日が沈みます。飯豊連峰、見にきてよかったなー。とても嬉しいおまけがついた帰り道でした。
ありました。先日引っ張り出したゴチャゴチャにちゃーんと入っていました。
それぞれの解説は鳥追観音の現場にあった案内板から抜粋したもの。とてもわかりやすいですね。
お出かけが続いてジオラマが進みません。「またほっぽりだし」聞こえてきそうです。来週には木が並んだ林だけでも
見ていただけるように、頑張らなくてはいけません。
一時間半ほどで現地到着。様子のわからないまま地図で調べた「飯豊山登山口」その最寄の徳沢駅まで行きました。
でも、あまりにも近すぎて山に見えません。もう一度後戻りして見ることができたのが遠くに見えるこの飯豊連峰です。
このために…。がっかりした様子を見せてはいけません。せっかくの西会津、どこか見所を回って帰ることにします。
その帰り道、「千手観音」の案内看板が目に入り、案内に従って着いた金塔山 恵隆寺。ここがその「千手観音」です。
入り口を守る仁王様。真っ暗でしたが、さすがデジカメ、格子の間から差し入れたら中の様子をはっきり写してくれました。
右奥が「立木観音堂」。鎌倉時代(1190年~1199年)の建立とか。左手前は阿弥陀堂。
阿弥陀堂には阿弥陀如来象。亥年生まれの守護本尊とのこと、さっそくのお賽銭で「ごにょごにょ」とお参りします。
観音堂の右手には三重塔。
大日如来が未・申年生まれの守護本尊とか。子年とほかの生まれは観音堂内に安置とあります。
立木観音堂。側の案内板に「ころり観音」とあったので、お参りを追加してしまいました。
話には聞いたことがありましたが、いつの間にかそういう年になっていたんですね。
-「 ころり 」とは、突然死のことではなく、「 長患いせず皆に迷惑をかけない 」という意味だそうです。勘違いしてました。-
立木観音ご案内
大同三年弘法大師(徳一)一刀三礼の一木彫で、わが国最大二丈八尺 (8メートル50)
の本尊。立木観音と呼ぶのは、根株が仏像と続いている一木によるところからで、
一本の木の芯を止め、枝を払い、皮をはぎ、根のあるままに彫刻されたからである。
千手観音なので、子年生まれの人の一代守本尊であります。堂内に「だきつきの柱」があり
この柱にだきついて心願すると、ご利益あらたかなので、「だきつき観音」と呼ばれています。
更に老人の後生安楽の心願から「ころり観音」とも呼ばれています。
本尊 大正四年 国宝指定
もう一つの「ころり観音」鳥追観音(如法寺)です。さっき寄った立木観音(恵隆寺)、今回行かない会津三里町の中田観音(弘安寺)の三つで「会津ころり三観音」というそうです。
こうなったら中田観音にも行ってみなければいけません。でも、もう少し先延ばしにしておくことにします。
日暮れも間近、誰もいないひっそりとした。境内でした。
いわくありげな石碑を見ながら裏に回ります。
裏側の道路を挟んだ反対側に、こんなものが!
石碑には「懐旧」と刻まれていました。「昭和五十三年 衆議院議員 伊藤正義書」ともあります。
伊藤先生の尽力(というのでしょう)のたまものなんですね。
ロータリー式雪かき車 キ
塗り重ねた塗料で保護されて、状態は良好といってもいいでしょう。ごて塗りはしょうがないですね。許容範囲。
ラッセル式雪かき車 キ100。
この2輌、確か先日引っ張り出したNゲージにまざってました。どこにしまったかな。嬉しさがこみ上げてきます。
じき日が沈みます。飯豊連峰、見にきてよかったなー。とても嬉しいおまけがついた帰り道でした。
ありました。先日引っ張り出したゴチャゴチャにちゃーんと入っていました。
それぞれの解説は鳥追観音の現場にあった案内板から抜粋したもの。とてもわかりやすいですね。
お出かけが続いてジオラマが進みません。「またほっぽりだし」聞こえてきそうです。来週には木が並んだ林だけでも
見ていただけるように、頑張らなくてはいけません。
思わぬところで、思わぬものを発見されたようですね!またご自分の持っているものと同じものとは、何か因縁めいたものをかんじますね。
でも秋の夕暮れの里の雰囲気がたまりませんね~。夕日に映えるススキも一枚の絵画のようです。
by 瓦葺鉄道 (2009-10-08 21:22)
ロータリー車 こわっ
なんか、生物の口みたいです。
by しばちゃん2cv (2009-10-08 21:26)
瓦葺鉄道 さん
ありがとうございます。
でも“絵画の・・・”はとても恥ずかしいです。
by emu310 (2009-10-08 22:03)
しばちゃん2cv さん
そう言われてみれば…
キ100のほうは、愛嬌ありますよね。
by emu310 (2009-10-08 22:04)
やはり、東京の北側の社寺の方が自然な歴史を感じますね。
どんなに歴史があっても、どうもキンキラキンは苦手です。
ラッセル車すごいですね。
下記の私の記事、参考迄に
http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2008-02-12
by kotobuki1946 (2009-10-08 22:16)
kotobuki1946 さん
このほかにも、二ヶ所のお寺と神社を見てきました。
ちょっとやれていましたが、過度にレストアしていない
自然な痛み具合が心地よかったです。
リンク先、見せていただきました。
凄い人っているものですね。
今でも大事に保管されているでしょうか。
部品泥棒、情けないですね。
by emu310 (2009-10-08 22:59)
雪かき車、ラッセル車は、迫力ですね。
ジオラマの記事、楽しみにしてます。(^ー^* )
by ぷーちゃん (2009-10-08 23:04)
ぷーちゃん さん
あまり期待しないでくださいね。
最近、自信喪失気味です。
by emu310 (2009-10-08 23:17)
こんな車両が残っていたのですね。
貴重です。
実際に動いていたところを見たかったです。
by schnitzer (2009-10-09 00:43)
ロータリー式雪かき車は迫力がありますね。
こういった保存車両の塗り重ねた塗装って、あまり好きになれないです。
by Takashi (2009-10-09 06:03)
schnitzer さん
こんなものが!
こんなところに!
目に入った時は本当に驚きました。
昔のニュースでは、当たり前のように見ていました。
実際に目にするのは初めてでした。
by emu310 (2009-10-09 07:22)
Takashi さん
重ね塗り、保護しているんだと思うしかないですね。
錆だらけで朽ちていくのを見るよりはまし、とも。
by emu310 (2009-10-09 07:23)
キ620はC58の炭水車を使用しているそうですね。
これだけ重装備でも自走はできないところにユーモラスを感じます。
by nd502 (2009-10-09 07:43)
当地には縁のない雪かき車、珍しいものを見せていただきました。
by SilverMac (2009-10-09 10:19)
ロータリー式雪かき車が保存されてるんですね!
何だか凄い迫力ですね!
一度実物を見てみたいものです。
by KEMU (2009-10-09 10:30)
日が暮れていくショットが最高ですね!
by penny (2009-10-09 13:00)
nd502 さん
キ620だったんですか。戦後生まれなので、
大正生まれのキ600とは別物だったんですね。
さっき検索したら、いろいろわかりました。
一つ覚えました。ありがとうございます。
by emu310 (2009-10-09 18:50)
SilverMac さん
そう言っていただけると嬉しいです。
雪国にしばらく住みましたが、一度も見かけたことはありませんでした。
by emu310 (2009-10-09 18:52)
KEMU さん
ネットで皆さんの記事を見せていただいたら、
とても珍しいもののようでした。
福島県に来られたときは、行かれるといいですよ。
by emu310 (2009-10-09 18:54)
penny さん
ありがとうございます。
充分満足できた帰り道でのワンショットでした。
by emu310 (2009-10-09 18:56)
こんばんは。
外出先で、携帯からなので足跡だけで失礼します。
またゆっくり拝見させて頂きますね。
by kuwachan (2009-10-09 21:59)
kuwachan さん
たまったお仕事ですか。
大変ですね。
わざわざ、ありがとうございます。
by emu310 (2009-10-10 06:33)
おはようございます。
ここに行かれたら・・・・・
夕ご飯は山都でおそばでしょうか?
by BPノスタルジックカーショー (2009-10-10 09:44)
emu310さんおはようございます
ご心配をおかけしました。
昨日一日ゆっくりお休みして、なんとか復活しました
ご夫婦揃ってフットワーク軽くお出かけされるご様子、すばらしいですね!
「ころり」はそういう意味なんですね!言葉から受けた印象だけで判断するのは危険ですね
by 駅員3 (2009-10-10 09:45)
飯豊山が見えてよかったですね。
ふらりとご夫婦での外出、いいですね。
by テリー (2009-10-10 11:03)
こんにちは
撮ってもいい天気ですね。
ラッセル車はときどき見かけましたが、ロータリー車の本物(ディーゼル以外は)見たこともないです。メモしておきます。
by やまびこ3 (2009-10-10 15:50)
BPノスタルジックカーショー さん
こんばんは。
山都のそば、すっかり忘れてました。
そもそも、山都に行ったという自覚がありませんでした。
by emu310 (2009-10-10 23:01)
駅員3 さん
こんばんは。
そろそろ全快でしょうか。
なにはともあれ、一安心ですね。
てっきり「早めの突然死」のことかと思ってました。
あやうく夫婦でころりっといってしまうところでした。
間違えたお願いしなくてよかったです。
by emu310 (2009-10-10 23:08)
テリー さん
もともと出不精で、なるべくならお断り、だったのですが
ブログ始めてからは、「ブログネタになるわよ」のひと言で
二人そろってのお出かけが増えました。
by emu310 (2009-10-10 23:17)
やまびこ3 さん
ラッセル車、見かけたっていうの、凄いですね。
雪国で数年暮らしたことがありますが
一度も見たことがありませんでした。
by emu310 (2009-10-10 23:20)
ご訪問 & nice ! ありがとうございました。
by ビアンカ (2009-10-11 19:26)
ビアンカ さん
知ることのなかった別世界を覗かせていただきました。
by emu310 (2009-10-11 21:54)
すばらしいおまけでしたね。
西会津の雰囲気がとても好きです。
by sonic (2009-10-12 01:31)
sonic さん
西会津、日頃全く縁がないところでしたが、
ゆったりした景色の中に、歴史のある神社やお寺がいっぱい。
短時間でしたが、心地よく過ごしてきました。
今度は、ゆっくり歩いてみたいです。
おまけにも、もう一度。
by emu310 (2009-10-12 06:15)
こんにちは。
ご心配をお掛けしました。
お恥ずかしい限りで・・・(^^ゞ
見事な仁王様ですね。迫力があります。
最後から2枚目のススキが揺れる秋の夕暮れに相応しい素敵なショットですね。
ちょこっと見える山が富士山のように見えます。
by kuwachan (2009-10-13 12:37)
何回もありがとうございます。
これからの展開を楽しみにしています。
富士山、気がつきませんでした。
見直してみたら、ほんとにそう見えました。
ススキ、実際はもっと綺麗でした。その三分の一ほどでしょうか。
雪かき車に満足しきった、気楽なシャッターでした。
by emu310 (2009-10-13 21:08)
ボクは三枚目の影です。\(^_^)/
by SilverMac (2009-10-30 07:09)
はじめまして、ロータリー除雪車キ620型、実はこれだけでは除雪が出来ません。この前に「マックレー式かき寄せ除雪車」が走ります、まず、ラッセル車で雪を左右に掻き分けます、次にマックレー車が走り雪を線路上に掻き集めます、そしてロータリー除雪車が走って雪を飛ばします。この除雪編成を「キマロキ」編成と呼びます。このキマロキを1台で出来るのが現在のロータリー除雪車と言うわけです。
by あのまのかりす (2012-01-25 18:25)